MNPは、特典も多くお得にスマホをゲットできるためメリットが多いのですが、注意しないといけない点もあります。
それが、携帯電話会社を解約する際に発生する契約解除料。いわゆる「違約金」です。
なるべく違約金は支払わずに解約&乗り換えしたいところですよね。ここではMNPする際の違約金(契約解除料)について分かりやすく解説します。
違約金が発生するのはどんな時?
今まで利用してきた携帯電話会社をMNPなどで解約する場合、その契約内容とタイミングによっては違約金が発生します。
違約金の発生するパターンは3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)か格安スマホ会社かで少し異なります。それぞれ解説しますね。
大手キャリアを利用の場合
ドコモ・au・ソフトバンクのいわゆる3大キャリアを利用していて、MNP解約する場合です。キャリアの場合「2年契約」に加入しているか否か。が重要になってきます。
2年契約って何?
2年契約は「2年縛り」とも呼ばれますが、「最低でも2年間は当社での利用を継続して下さいね」という契約です。
3大キャリアで契約している場合、ほとんどの人が2年間の長期契約、つまり「2年契約」に加入しているかと思います。
なぜかというと、この契約を交わすことによって毎月の基本料金から割引を受けられるのです。
これはこれで大変ありがたい事なのですが、「契約更新月」という期間以外に解約すると、契約解除料が発生してしまいます。
契約更新月とは解約金が発生しない期間のこと。後程詳しく解説します。
契約解除料の金額は、加入している料金プランによって異なります。
2019年9月までのプラン | 2019年10月以降のプラン | |
---|---|---|
ドコモ・au | 9,500円(税込10,450円) | 1,000円(税込1,100円) |
ソフトバンク | 9,500円(税込10,450円) | 0円 |
電気通信事業法の改訂にともない、各社とも2019年10月から契約解除料額を変更した新プランの提供を開始。ドコモ・auは値下げ、ソフトバンクは契約期間も契約解除料なしとしました。
そのため、2019年9月までに提供されていたプランに加入している人と、2019年10月以降に提供されたプランに加入している人では契約解除料が異なる、という状況になっています。
格安スマホを利用の場合
格安スマホ(MVNO)を契約している場合、ほとんどの会社では「契約更新月」は存在せず、基本的に1年程度利用した後はMNP解約しても違約金なし。というパターンが多いようです。
格安スマホの場合「違約金なし」と記載されていても「MNP転出手数料」という名目で、タイミングしだいでは違約金なみの料金がかかる場合がありますので、よく確認しておきましょう。
機種代金の未払いがある方は注意!
違約金のありなしに関わらず、解約する際にまだ機種代金の支払いが残っている場合は、完済まで引き続き支払いが必要となります。こちらも契約内容をよくご確認くださいね。
2年契約に加入で、機種の支払いが24回の場合は、ちょうど契約更新月が来るタイミングで機種代金が完済するかと思います。
違約金支払いのタイミングは?
契約解除料は、基本は最後の月額料金の引き落としと同時に引き落としとなります。
契約更新月とは?
先ほど少し述べた「契約更新月」について詳しく解説します。
これは、一定の契約期間(1年間や2年間)が定められている料金プランや割引サービス等にご加入の場合に、ご契約内容の変更・ご解約などのお手続きを受け付ける期間です。
分かりやすく言えば、料金プランや割引サービスの解約金が発生しない期間のこと。
各キャリアで「2年契約」に加入した場合、更新月は2年ごとに3ヶ月間あります(下図参照)。
よく勘違いされるのは「2年以上使ってるから、いつでも解約できると思ってた!」というもの。実は2年経過後に何もしなければ2年契約が自動で更新されます。つまりまた2年縛りが始まるわけですね。。
自動更新なしの契約もある
先ほど述べたように、通常の「2年契約」は自動更新となっているため、特違約金のかかる時期と更新月が何度も繰り返し訪れます。
そこで、2年利用後はいつ解約しても違約金がかからない、つまり「自動更新なし」のプランも選べます(下図参照)。ただし基本料金が「自動更新あり」のものより毎月数百円高くなります。
ドコモ | フリーコース |
---|---|
au | 2年契約(自動更新なし) |
ソフトバンク | 2年契約(フリープラン) |
2年の縛りが全くないプランもあるが・・
また、auやソフトバンクでは2年の縛りが全くないプラン(契約後1~2ヶ月で解約しても違約金が不要)もあります。もし加入されている方でしたら、いつ解約しても違約金はかかりません。
2年の縛りがないプランは基本料金が数千円も高くなってしまうため、おそらくほとんどの方は加入していないかと思います。
更新月など契約内容の確認方法
更新月にMNPすれば、解約金は発生しないので、確認しておくことをお勧めいたします。
docomoの方
ドコモの電話から:151
一般の電話から:0120-800-000
もしくは「My docomo」からも確認できます。
My docomoからの確認方法
- My docomoへアクセス
- 各ID、パスワードでログイン
- 「契約内容確認などオンライン手続き」をタップ
- 「ドコモオンライン手続き」をタップ
- 「各種手続き」欄の「ご契約内容確認・変更」をタップ
- 「ご契約プラン」欄に契約満了月の記載
契約満了月の翌月と翌々月が契約更新月になります。
auの方
auの電話から:157
一般の電話から:0077-7-111
もしくは「My au」からも確認できます。
My auからの確認方法
- My auへアクセス
- 各ID、パスワードでログイン
- 「スマートフォン・携帯電話」ボタンをタップ
- 「ご契約内容/手続き」タブをタップ
- 「ご契約情報」欄をタップ
- 「料金割引サービス」欄に次回更新月の記載
ソフトバンクの方
ソフトバンクの電話から:157
一般の電話から:0800-919-0157
もしくは「My SoftBank」からも確認できます。
My SoftBankからの確認方法
- My SoftBank へアクセス
- 各ID、パスワードでログイン
- 「更新期間」か「料金プラン」項目に表示されています。
上記項目に記載がない場合は、いつ解約しても違約金がない契約に加入されているということです。
違約金や機種の残債がチャラに?
欲しい機種があるのに、更新月がまだ先だから、仕方がなく機種変更しようという方は、ちょっとお待ちください。
キャッシュバックで違約金や機種残金をまかなえる
ソフトバンクへの乗り換え(MNP)限定になりますが、当社「スマホ乗り換え.com」なら業界最速キャッシュバックがあります。
郵送対応の方でも、翌週にはキャッシュバックの振込が完了します。つまり契約解除料の請求より早く現金を手に入れられるということ。
契約解除料や各手数料を支払っても余裕でおつりが来ます。少しでも手数料を節約するため、当社のキャンペーンをぜひご活用ください。
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