ソフトバンクのスマホを最大半額にすることができる、新トクするサポートについて解説していきます。
新トクするサポートは通常の値引きキャンペーンとは違うので、わかりにくいと思われるかもしれませんが、スマホを安く使いたい方にはかなりオススメです!
- 高性能スマホが欲しいけど高くて手が出ない!
- 1~2年ごとに新しいスマホに買い替えたい!
- 毎月のスマホ代を節約したい!
サービス内容や適用条件、メリット・デメリットなどわかりやすく解説していきたいと思います!
さらに新トクするサポートを使ってソフトバンクのスマホを半額以下にする方法などもご紹介します!
新トクするサポートとは
新トクするサポートとは、
48回払いで購入した機種代金のうち、最大24回分の支払いを免除できる
というもので、免除するには条件が2つあります。
- 機種を48回割賦で購入すること
- 購入から25か月目以降にソフトバンクへ機種を返却すること
このような仕組みは残債免除プログラムと呼ばれ、auの「スマホトクするプログラム」、ドコモの「スマホおかえしプログラム」も残債免除プログラムになります。
残債免除って?値引きとは違うの?
値引きと残債免除の意味の違いは以下のようになります。
残債免除・・・分割支払の途中でまだ残っている支払いを不要にする。
簡単に言ってしまえば、最初から安い(値引き)か、後から安くなる(残債免除)かの違いですね。
新トクするサポートなど各社の残債免除プログラムでは「キャリアが機種を回収すること」を免除条件としているので、下取りに近いものでもあります。
この「値引きではない」という点が、実は大きなメリットなのです。
なぜなら、現在スマホの値引きは上限22,000円まで、と法律で制限されているからです。
残債免除にすることで、値引き制限とは関係なく最大半額にすることが可能になる、という訳です。
新トクするサポートの内容
加入方法
申込手続きは不要で、48回払いで購入すれば自動的に新トクするサポートに加入となります。月額利用料などはかかりません。
特典内容
“最大24回分”としているのは、返却が遅くなると免除額が減っていくからです。

もちろん、端末を返却せずにそのままずっと使い続けてもOKです。
その場合、残債免除の特典は利用できないので、機種代金は48回目まで支払います。
仕組みが少しわかりづらいので、新トクするサポート加入から残債免除までの流れを説明していきます!
加入から特典利用までの流れ
-
- 1か月目
- スマホを48回払いで購入する(新トクするサポートに加入する)
- 新トクするサポートの申込は不要です。48回払いにするだけで自動加入になります。加入料金、利用料金等はかかりません。1か月目(初月)は機種代金の請求はありません。
-
- 2~25か月目
- 毎月の機種代金を支払う
- 通常通り、毎月の機種代金と利用料を支払っていきましょう。
-
- 25~48か月目
- ソフトバンクにスマホを返却する(残債免除特典を利用する)
- 25~48か月目の間にソフトバンクにスマホを返却します。返却した時点で残っている機種代金の支払いが免除されます。
- 25か月目のうちに返却すれば半額(24回分)を免除することができます。
返却された機種は、ソフトバンクが回収可能な状態かどうかを「査定」します。
故障・破損などで査定NGとなった場合は、残債免除はできないのでご注意を。
ただし、別途料金を払えば残債免除することも可能です。(詳しくは後述「返却端末の査定について」参照)
新トクするサポートの特徴
月々の機種代金が安くなる
ソフトバンクの機種代金の支払いは24回払いも選べますが、新トクするサポートの加入条件は48回払いとなります。
48回払い=4年間とちょっと長いですが、その分月々の支払額が安くなります。
24回払い:月々3,500円
48回払い:月々1,750円
単純に支払額が半分になるので、毎月の負担が軽くなりますね。
さらに新トクするサポートを使えば最短2年で支払いを終わらせることができます。
返却時期によって免除額が変わる
スマホの返却は25~48か月目の間ならいつでも可能ですが、返却するタイミングによって免除額が変わります。
26か月目に返却・・・残り23回分が免除
~
47か月目に返却・・・残り2回分が免除
48か月目に返却・・・残り1回分が免除
このように返却が遅くなると免除額も減っていきます。
免除特典が使える時期をメールでお知らせ
2年後(25か月目)なんて覚えてられないよ!という方がほとんどだと思いますが、
特典が利用できる時期が近付いたら、ソフトバンクからお知らせが届くのでご安心ください!
また、My SoftBankの「オプションサービス」の項目で、いつでも特典利用可能日を確認することができます。My SoftBank(マイ ソフトバンク)とは、利用状況や契約内容の確認・変更などできるソフトバンクユーザー専用サイトです。
ほぼ全てのソフトバンク機種が対象
新トクするサポートの対象機種は
48回割賦で購入できる機種
となっています。
iPhone、Androidスマホはもちろん、ガラケー、iPad、タブレット、さらにはApple Watchでも利用可能と、幅が広いのが特徴です。3Gのみ対応の機種、キッズフォン、みまもりケータイ、ポケットWiFiは対象外です。
「1年くりあげオプション」について
1年くりあげオプションとは、2年(25か月目)を待たずに、1年(13か月目)で新トクするサポートの免除特典を利用できるオプションです。別途オプション利用料などはかかりません。
ただし、免除額は半額(24回分)というのは変わりません。

ようするに、1年(13か月目)でスマホは返却するけど支払いは2年間(25か月目まで)続く、ということです。
1年後にどうしても新しいスマホに買い替えたいという時には便利なサービスです。
スマホを半額以下にもできる!
新トクするサポートは他の値引きキャンペーンと併用ができます。
たとえば、当サイトスマホ乗り換えドットコムでは、乗り換え(MNP)か新規契約でソフトバンクのスマホを購入すると、
機種代金から21,984円(916円×24回)値引き
というキャンペーンを実施しています。これを新トクするサポートと併用すれば半額以下になるのです。
iPhone 13(128GB)を例に、実際の金額を見てみましょう。
合計 35,976円 | |
販売価格2,415円×48回 | 115,920円 |
---|---|
新トクするサポート免除25か月目に返却した場合 | -57,960円 |
スマホ乗り換え.com値引き-916円×24回 | -21,984円 |
10万超えの最新iPhoneがなんと3万円台に!半額どころか販売価格の約1/3にできるのです。
ちなみに、、お気づきかもしれませんが、スマホ乗り換えドットコムの値引きは24回値引きとなっています。
機種代金は48回払いなのにどういうこと?と思われるでしょうが、実はこの値引き回数24回というのが大きなポイントなのです。
値引き回数によっては損をすることも
機種代金を48回払いにすると、通常はキャンペーン値引きも48回値引きになります。
しかし、48回値引きで新トクするサポートを利用すると、値引き後の金額が免除されるため、免除総額が減ってしまうのです。
値引きの総額はそのままで、値引き回数だけを24回にすれば、最大額を免除できる上に、支払額を減らすことができます。

値引き分を最初の24回で全部使い切って、値引きがなくなる25回目以降は免除してしまえば良いのです。
ただしこの場合、新トクするサポートの免除特典を利用しないと25か月目から機種代金の支払い額があがってしまうのでご注意ください。
ソフトバンクの公式オンラインショップでは、機種を48回払いで購入すると自動的に値引きも48回になってしまうので、当サイトのように24回値引きが可能な代理店や、街のソフトバンクショップで探してみるのがオススメです。
残債免除の手続き方法
残債を免除するには、まずソフトバンクショップ店舗で残債免除の申込手続きをします。
残債免除の申し込みは店頭でしか行えないので、ちょっと面倒ですが最寄りのソフトバンクショップに来店しましょう。
具体的な手続き方法を説明していきます!
申し込みの準備
用意するもの
以下の2点を用意しましょう。
- 返却する端末
新トクするサポートに加入している機種本体(Apple Watchは購入時の付属バンドも必要)。箱や付属品の返却は不要ですが、お持ちの場合は念のため持って行った方が安心です。 - 本人確認書類
免許証、パスポート、マイナンバーカードなど。
返却端末の準備
返却する端末のデータ初期化、各種ロックの解除、データのバックアップをしておきましょう。
【iPhone/iPad】お申し込み前の準備
【その他端末】オンラインマニュアルAndoroidのオンラインマニュアル確認方法
バックアップ:スマートフォン⇒機種を選択⇒「データ移行/バックアップ」
初期化:スマートフォン⇒機種を選択⇒端末設定⇒システムの設定⇒「初期状態にリセットする」
データ初期化、ロック解除しないまま返却すると、別途料金を取られてしまうのでご注意ください。
個人情報の漏洩防止という点からも初期化は必ずしておきましょう。
また、一度返却した端末は査定NGとならない限り戻ってこないので、トラブル防止のためにもバックアップを取っておくことをオススメします。
残債免除の手続き方法と流れ

①残債免除特典の申し込みをする
ソフトバンクショップ店舗で残債免除の申し込み手続きをします。
ショップ店員さんに「新トクするサポート免除特典を利用したい」と伝えればOK。
ここで免除できる残債の確認や、本人確認、端末の返却方法の確認などを行います。
②機種を返却する(査定に出す)
ソフトバンクに機種を返却し、査定に出します。新トクするサポートに加入している機種しか返却できません。
返却方法は「店頭で返却」と「郵送で返却」のどちらかになります。
- ▼店頭で返却
- その場で端末の返却と査定を同時に行います。
- 申込から査定完了までを同時にできるのでスピーディーです。店頭査定は古物商許可証のある店舗でのみ受付けています。許可証のない店舗では郵送返却のみとなります(店頭査定が可能かどうかは各店舗にお問い合わせください)。
- ▼郵送で返却
- 店頭で申し込み手続きだけを行い、端末は後日自分でソフトバンクに郵送する方法です。
- 初期化やバックアップを後でゆっくりやりたい時などに便利です。査定完了までに1~2週間かかる場合があります。ソフトバンクから郵送用のキットがもらえます。
③端末の査定
店頭で返却の場合は、その場でショップ店員が査定します。
郵送で返却の場合は、後日ソフトバンクから査定結果のお知らせが届きます。
査定の結果、残債免除NGとなった場合は端末は返却されます。
④残債免除
査定の結果、免除OKとなったら残りの機種代金は支払い不要(残債免除)となります。
免除されるのは「査定完了日が属する請求月の翌請求月以降分」です。
例えば、25か月目に機種を返却しても、査定完了が26か月目にずれ込んだら、免除されるのは27か月目~となり、免除額が1回分減ってしまいます。

返却端末の査定について
返却した機種は、ソフトバンクが査定して故障や破損などがないかをチェックします。
そこでもし査定NGとなったら残債免除はできません。
ただし、希望をすれば別途料金(故障時利用料)を支払うことで残債免除することも可能です。
査定の結果は以下の3パターン。
- 査定OK(免除可能)
- 査定NG(免除不可)
- 査定NG(故障時利用料を払えば免除可能)支払わずに免除無しとすることも可能
「免除不可」となったら、別途料金を払っても免除はできません。
査定NGとなる基準
免除不可となる場合
- 端末上で製造番号(IMEI)が確認できないApple Watchは製造番号(IMEI)またはシリアル番号
- 免除される金額が故障時利用料より少ない
- 機種代金をすでに全額支払い済み
故障時利用料を払えば免除可能となる場合
- 電源が入らないスリープ(電源)ボタンが正常に機能しない
- 初期化(各種ロック解除)がされていない
- 改造などの理由でメーカー保証対象外
- ガラス・筐体が破損しているヒビ割れ、カメラやボタンの破損等
- 画面表示・タッチパネルに異常、不具合がある
- 筐体の変形や膨張、パネルの浮きがある
- (Apple Watchの場合)本体に不具合がある
- (Apple Watchの場合)購入時のバンドを紛失・破損
故障時利用料について
故障時利用料は、あんしん保証パックの加入有無や、機種の状態によって異なります。
あんしん保証パックとは、機種が故障・破損した際に、修理代金の割引きなどが受けられるソフトバンクの保証サービス(月額制)です。
故障時利用料(不課税)
機種 | 状態 | 金額 |
---|---|---|
iPhone/iPad | 不問 | 22,000円 |
Apple Watch | バンドの紛失・破損 | 2,000円 |
その他破損等 | 22,000円 | |
その他 | 不問 | 22,000円 |
機種 | 状態 | 金額 |
---|---|---|
iPhone/iPad | ガラス・筐体の破損 | 3,740円 |
その他故障等 | 12,980円 | |
Apple Watch | バンドの紛失・破損 | 2,000円 |
その他破損等 | 9,200円 | |
その他 | 不問 | 5,000円 |
新トクするサポートの対象・利用条件など
対象となる人
ソフトバンクの対象機種を48回払いで購入する方なら誰でも対象です(法人契約も対象)。
ソフトバンクの回線契約はせずに機種だけを購入する場合も対象なので、他社ユーザーの方が、ソフトバンクでしか売っていないスマホが欲しい!という時にも利用できます。
対象機種
免除特典の利用条件
以下すべての条件を満たしていること
- 25か月目以降に免除特典の利用申し込みをすること。1年くりあげオプション利用時は13か月目以降
- 利用申し込みの翌月末までに、ソフトバンクに端末を返却して査定完了すること。査定の結果、受付不可となった場合は特典利用不可Apple Watchは付属バンドの返却も必要
- 利用申し込みの時点で新トクするサポートを解約・解除・終了していないこと。
- ソフトバンクへの請求未払いなどがないこと。
解除条件
以下いずれかに該当した場合は新トクするサポートの加入解除
- 機種の譲渡(家族割引の名義変更は除く)
- 機種代金の支払いを完済した場合または一括支払い申請をした場合
- 特典利用、1年くりあげオプションのいずれかを利用した場合
- 本プログラムの解除
端末を別の方に譲渡したり、機種代金を全額支払い済みの場合は、新トクするサポートが解除となり、免除特典を利用することはできなくなります。
新トクするサポートのメリット・デメリット
新トクするサポートにはメリットが多いですが、もちろんデメリットもあります。
どちらも理解したうえで、利用を検討してみてくださいね!
メリット
- 値引きキャンペーンと併用できる
- 一番のメリット。他の値引きと併用すれば半額以下にすることも可能。
- ほぼ全ての機種で使える
- 最新の高額スマホも、安価なスマホもどれでも使える。スマホ以外でもOK。
- 毎月の機種代金の負担が減る
- 機種代金は48分割なので、月々の支払額を少なくできる。
- 気軽にスマホを買い替えられる
- 2年ごとにスマホを買い替えても支払いが二重にならない。
デメリット
- 故障・破損したら免除不可
- 故障・破損している機種は免除できない。または別途料金がかかる。
- 機種を手元に残せない
- 機種は返却するので、手元に残しておくことができない。
- 返却が遅れると免除額が減る
- 下取りと違い、返却時期が遅くなるごとに免除額が減っていく。
新トクするサポートの注意点
最後に新トクするサポートを利用する上での注意点をまとめました。
下取りプログラム(機種変更)と併用できない
新トクするサポートは、「下取りプログラム(機種変更)」と併用はできません。
下取りプログラム(機種変更)は、ソフトバンクで機種変更する際に、旧機種を下取りに出して、新機種を値引きするサービスです。
下取り価格は機種によって変わるので、新トクするサポートの免除額と下取り価格、どちらかよりお得な方を選ぶようにしましょう。
旧サービスから新トクするサポートへの変更は不可
新トクするサポートは2021年11月17日開始のサービスですが、それ以前にも何度かリニューアルと名称変更をしています。
リニューアル前の旧サービスに加入している場合は、旧サービスの条件が適用されます。
途中から新トクするサポートに変更することはできません。
「端末返却で最大24回分が免除される」というのは同じですが、旧サービスではソフトバンクで新たに機種を購入するという条件が付きます。
サービス | 免除条件 |
---|---|
新トクするサポート | 機種返却 |
旧サービストクするサポート+トクするサポート半額サポート | 機種返却+新機種購入 |
自分がどのサービスに加入中なのかは、My SoftBankの「オプションサービス」で確認できます。
まとめ
ということで「新トクするサポート」について解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
昔のように一括0円や高額キャッシュバックがなくなった今、どんなスマホでも最大半額にできる新トクするサポートは、一番お得にスマホを利用できるサービスとなっています。
この機会にぜひ利用してみてはいかがでしょうか。