ソフトバンクのデータシェアプラスは、スマホの容量(ギガ)をiPadなどのタブレット端末にシェアする(分ける)ことができるサービス。

ここでは、データシェアプラスの仕組みや対象となるプランなど分かりやすく解説していきます。

さらに「家族データシェア」と混同してしまいがちなので、家族データシェアとの違いも詳しく解説します。

データシェアプラスとは?

スマホ端末とタブレット等の端末間でデータを効率良く使用してトータルコストを抑えることのできるサービスです。

スマホの容量をタブレットなどで使える

シェアする側の回線を「親回線」
シェアされる側の回線を「子回線」

と呼びます。親回線で契約している通信容量を子回線に分け与えることができるのが、この「データシェアプラス」というわけです。

ウルトラギガモンスター+なら最大50GBをシェア可能

親回線側でソフトバンクの大容量プラン「ウルトラギガモンスター+」に加入することで、子回線に最大50GB分のデータ容量をシェアすることができます。

5回線までシェアが可能

親1回線につき最大5つの子回線にシェアが可能です。

データシェアプラスの概要図
ミニモンスターは対象外

ミニモンスターは0GB~50GBまで、ひと月あたりのデータ使用量によって4段階に料金が変動する段階制のプラン。しかしデータシェアプラスでは対象外となっています。
また、ガラケーからスマホに移行の方が加入できる「スマホデビュープラン」も残念ながら対象外です。

スマホ同士のシェアは不可。

データシェアプラスの親回線・子回線で利用できる端末の種類は、

(親)スマホ⇒⇒(子)タブレットなど
に限られます。

スマホ⇒スマホのシェアは出来ないのでご注意を。

「親回線」側で利用できる端末

  • iPhone
  • スマートフォン(シンプルスマホ含む)
  • ケータイ(ガラケー)

「子回線」側で利用できる端末

  • iPad
  • タブレット
  • 4G Wi-Fiルーター
  • モバイルシアター

「家族」同士であること。

親回線と子回線の加入者は「家族」同士であることが前提。ソフトバンクでいう「家族」には、血縁関係にある方同士はもちろんのこと、同じ住所の方同士も含まれます。

「家族」の範囲となる例
家族・親戚友人・恋人
  • 親子関係
  • 兄弟・姉妹関係
  • いとこ同士
  • おじいちゃん・おばあちゃん孫・ひ孫
  • 親戚(離れた場所に住んでいてもOK)
  • 同じ家に暮らす恋人同士
  • 同じ家に暮らす友人同士

家族で「グループ」を作成する

この家族同士でグループを作成する必要があり、その中のメンバー同士に限りデータシェアプラスを利用することが可能。グループの作成には申し込みが必要です。

親回線側のプラン

データシェアプラスの「親回線」側で加入するプランを見てみましょう。

親回線

対象となるデータ定額

データシェアプラスの親回線として利用できるプラン(データ定額)は以下の通りです。

データシェアプラスの対象プラン
提供状況プラン(データ定額)名
現行プラン
(新規受付が可能)

誰でもデータシェアプラスに申し込みできる
2019年9月13日以降から提供されている、
ウルトラギガモンスター+
基本プラン(音声)/データプラン50GB+
旧プラン
(新規受付が終了)

既存契約の方のみデータシェアプラスに申し込みできる
2019年9月12日以前に提供されていた、
ウルトラギガモンスター+
通話基本プラン/データ定額50GBプラス
スマ放題・スマ放題ライト
データ定額 5GB/20GB/30GB/50GB通話定額基本料/通話定額基本料(ケータイ)/通話定額ライト基本料/通話定額ライト基本料(ケータイ)
ホワイトプラン・標準プラン
パケットし放題フラットfor 4G LTE/パケットし放題フラットfor 4G

ソフトバンクに「新規加入の方」は

「ウルトラギガモンスター+」のみ対象
名称データ容量料金
ウルトラギガモンスター+50GB7,480円/月

新規受付が可能なデータ定額プランのうち、データシェアプラスの対象となるのは「ウルトラギガモンスター+」のみとなります。(ミニモンスター、スマホデビュープランは対象外)

ソフトバンクに「契約中の方」は

旧プランに契約中の方も申し込みすればOK

すでにソフトバンク回線を契約している方はデータシェアプラスの申し込み手続きを行えば加入することができます。新規受付の終了した旧プラン(スマ放題など)に契約中の方もOK。

子回線側のプラン

データシェアプラスの「子回線」側で加入するプランを見てみましょう。

子回線

対象プランとデータシェアプラス使用料金

データシェアプラスはシェアを受けるほう、つまり子回線側で利用料金の支払いが必要。
ただし、2019年9月13日から提供を開始している「基本プラン(データ)」に加入の方は無料で利用することができます。

子回線の対象プランとデータシェアプラス使用料
提供状況対象プラン
(iPad/タブレット/モバイルデータ通信/モバイルシアター向け)
データシェア使用料
新規受付中基本プラン(データ)無料
新規受付終了
既存契約の方のみ
タブレット基本料500円/月
Wi-Fiルータープラン
Wi-Fiルータープラン(高速)

家族データシェアとの違いは

家族が対象のシェアサービスということで「家族データシェア」(※新規受付は終了)と混同しまう方も多いかと思います。

それぞれの主な違いを表にまとめてみました。

データシェアプラスと家族データシェアの比較
データシェアプラス家族データシェア
対象端末
親回線

スマホ


ガラケー

スマホ


ガラケー


タブレット


WiFiルーター

対象端末
子回線

タブレット


Wi-Fiルーター


モバイルシアター

スマホ


ガラケー


タブレット


Wi-Fiルーター

対象の
プラン

ウルトラギガモンスター+基本プラン(音声)データプラン50GB+


新規受付終了2019年9月12日以前に加入のウルトラギガモンスター+通話基本プランウルトラギガモンスター+(データシェアプラス)


新規受付終了スマ放題/スマ放題ライトデータ定額5/20/30/50GB


新規受付終了ホワイトプラン/標準プランパケットし放題フラットfor 4G LTEパケットし放題フラットfor 4G

新規受付終了スマ放題/スマ放題ライト家族データシェア10/15/50/100GB

「データシェアプラス」と「家族データシェア(新規受付は終了)」との主な違いは、スマホ同士でのシェアができるか否かという点。

家族データシェアでは親回線(スマホ)→子回線(スマホ)のシェアが可能ですが、「データシェアプラス」の場合はタブレット等の端末に限られます。

なお家族データシェアは新規受付が終了しています。つまりスマホ同士でシェアができる新規加入できるプランは現在ありません。

「データくりこし」はできる?

データくりこしとは、その月に使いきれなかったデータ量を翌月に繰り越すことのできるサービスです。

データ繰り越しは基本的に不可

残念ながらデータシェアプラスでは基本的に「データくりこし」を利用できません。

親回線が基本プラン(音声)、通話基本プラン、ホワイトプラン、標準プランの場合、データくりこしには対応しません。

ただし現在、旧プランである「スマ放題/スマ放題ライト」のデータ定額5/20/30/50GBに加入している方に限り、利用することができます。

当月のデータを繰り越しできるのは翌月のみ。翌々月以降に持ち越すことはできません。繰り越されたデータ分はメインのデータ量が無くなってから消費されます。

もしデータ容量分を使い切ったら?

親回線のデータ容量がなくなってしまった場合はどうなるのでしょう?

速度制限されます

親回線のデータ容量を使い切ってしまった場合は、その月末まで通信速度が極端に遅くなってしまいます(最大128kbpsまで制限)。

軽めのサイトの閲覧やメールの送受信などはかろうじて可能ですが、動画など速度が必要なコンテンツは楽しめなくなりますので、ご注意を。

データを追加購入する場合

速度制限された場合、データ容量を追加購入することにより本来の通信速度を回復させることができます。各データ定額ごとの料金は下記の通り。

追加データ料金
  • データプラン
  • データ定額サービス
1GB:1,000円
  • パケットし放題フラットfor 4G LTE
  • パケットし放題フラットfor 4G
2GB:2,500円

データシェアプラスはどんな人向け?

データシェアプラスはスマホのデータを効率よく使い、タブレットの通信料を安く抑えるためのサービスと言えます。

スマホのデータ容量を無駄なく使いたい方に

大容量(50GBなど)のプランの場合、スマホだけで完全に使い切るというのは逆に難しいかもしれません。データシェアプラスによって使い切れないデータ分をタブレットなどの通信に振り分けることで無駄なく利用することができますね。

家族が多く、各人が個別にタブレットを持っている場合にも

家族が多い場合は最大5つの子回線にシェアできるので、個別に契約するよりも通信料のコスパが高くなります。

料金比較シミュレーション

通常のタブレット契約とデータシェアプラスを使用した場合の料金を比較してみました。

通常のタブレット利用料金

データシェアプラスを利用しない場合の料金例です。

合計(税込)
1GBまで:3,298円
2GBまで:5,478円
3GBまで:7,128円
50GBまで:8,228円
基本プラン(データ)980円
ミニモンスター1GBまで:3,000円
2GBまで:5,000円
3GBまで:6,500円
50GBまで:7,500円
1年おトク割1年間のみ:-1,000円

タブレット向けのデータ定額として使った分だけの段階定額プラン「ミニモンスター」を選択した場合、1GBまでの通信料が3,000円。基本料である「基本プラン(データ)」の料金をプラス。そこからミニモンスターの利用で1年間のみ割引される「1年おトク割」を適用。

3,298~8,228円/月となります。

データシェアプラスを使用したタブレット利用料金

データシェアプラスを利用した場合の料金例です。

親回線のスマホ料金は別途かかります。

合計(税込)
50GBまで:1,078円
基本プラン(データ)980円
データシェアプラス利用料50GBまで:0円

データ通信料は親回線からシェアされるため無料。基本料である「基本プラン(データ)」の980円(税込1,028円)の支払いだけでOKです。

1,078円/月となります。

申し込み方法・注意点

データシェアプラスへはソフトバンクの各ショップで申し込みが可能です。

おすすめショップのご紹介

申し込み時の注意点2つ

1.家族の「グループ」を作成が必要

家族・親戚でなくても同じ住所に暮らしていればOK

先ほど述べたように、家族や親戚はもちろん同じ家または部屋(同住所)に住んでいれば血縁関係がなくても「みんな家族割+」の家族グループの範囲として認められます。

ただし「同じ住所に暮らしてますよ~」という証明書の提出が必要。

詳しくはこちら【公式】FAQ:家族の条件を教えてください

2.ベースとなるデータ定額の選択が必要

データシェア開始前・終了後に利用するデータ定額を決めておく

データシェアプラスに申し込みして適用が開始されるまでの間シェアの終了後に利用するデータ定額プランを決めておく必要があります。

「親回線」側で選べるデータ定額
基本料金プランデータ定額
基本プラン(音声)データプラン1GB(スマホ)
データプラン1GB(ケータイ)
データプランミニ
データプラン50GB+
「子回線」側で選べるデータ定額
基本料金プランデータ定額
基本プラン(データ)データプランミニ
データプラン50GB+