「トクするサポート+」は2021年9月23日で終了しました。2021年9月24日以降に機種を購入される方は「新トクするサポート」が利用できます。

ソフトバンクトクするサポート+(プラス)毎月の機種代金の負担を軽くするプログラム。

トクするサポート+は、従来の「トクするサポート」をリニューアルしたものになります。

ここでは、トクするサポート+(プラス)を分かりやすく解説していきます。

トクするサポート+とは?

ソフトバンク機種の購入を補助するサービス

スマホ本体の高額化が進むなか、追い打ちをかけるように2019年10月から法改正による「機種代金からの値引き」が禁止となったのはご存知かと思います。

10月の法改正(分離プラン義務化など)の詳細はこちら

それに伴い「少しでも月々の端末代を抑えることで気軽に機種購入してもらおう。」ということでソフトバンクは2019年10月10日から、機種の購入補助サービスとして「トクするサポート」の提供を開始しました。

そしてそのあと、2020年3月27日以降に発売される機種向け(主に5G対応機)に提供を開始したのが「トクするサポート+(プラス)」です。

※2021年1月21日からは、すべての機種が「トクするサポート+(プラス)」の対象となりました。

トクするサポート+の特長・メリット

メリット

このプログラムを利用するメリットには主に以下の2点。

「トクするサポート+」2つのメリット
1.通常24回の分割払いを48回にすることで、毎月の機種代金の支払い額を少なくできる。
2.利用25か月目から他のスマホへ機種変更を行うと、残りの機種代金(最大半額分)の支払いが免除される。(ただし機種の返却が必要)

毎月の機種代金が安くなる

重要なのが、48回払いで機種を購入することが前提だという点。これにより通常の24回払い比べて、ひと月あたりの支払額が少なくなります。

しかしその分支払い期間が延びるためデメリットと感じる方も多く何とも言えませんね。。

最大で半額分(24回分の支払い)を免除

25か月目以降にソフトバンクのスマホに機種変更することで、残りの支払い(最大24回分)が免除されます。

つまりMAXの特典(機種の半額分を免除)を受けたい場合は25か月目ジャストのタイミングで機種変更が必要ということ。

トクするサポート+(プラス)の特典の仕組み

注意しておきたい点として、同じソフトバンク端末へ機種変更をすること。そして旧機種を返却することが必須となります。

機種の返却が必要

残債の免除を受けるには機種変更時に端末の返却が必要となります。

返却する機種は正常に動作する機種であることが条件。破損していて回収が不可能という場合は、残債免除の特典を受ける事ができません。

機種返却時の査定基準

即日SIMロックの解除が可能

トクするサポート+は、SIMロックが即日から解除できるようになっています。

ソフトバンク機種をドコモ・au・MVNOで使う!

たとえば、ドコモに契約中の方が、トクするサポート+を利用して機種を購入し、SIMロックを解除してドコモの通信契約で利用する。といったことも可能。

乗り換えはしないけど、ソフトバンクの機種が使いたい。といった方におすすめです。

他社ユーザーでも加入できる

ソフトバンクのサービスではありますが、ドコモやauユーザーなど、ソフトバンクを契約していない方でも回線の契約不要で加入できる。という点が特長です。

プログラム料不要で加入できる

「トクするサポート」に加入の場合、毎月支払いが必要となっているプログラム料(税込390円/月)が「トクするサポート+」では不要となっています。

対象・適用条件など

トクするサポート+に加入時の条件や注意点などをまとめてみました。

加入できる条件・注意点

トクするサポート+は他社ユーザー(ドコモ・au・格安スマホ)やスマホ未契約の方など、誰でも対象となります。

プログラムへの加入申し込みは不要です。機種購入時に48回払いを選択すると自動的に加入となります。

トクするサポート+への「加入条件」は以下の通り。

  • 指定のソフトバンク機種を購入すること2021年1月20日まで:2020年3月27日以降に発売の機種2021年1月21日以降:すべての機種が対象
  • 支払回数を「48回」にすること

加入したからといって、必ず特典を利用しないといけないわけではありません。残債免除の特典は利用せずに、そのまま端末を使い続けることもできます。

残債の免除を受けられる条件

トクするサポート+の「特典が適用される条件」は以下の通り。

  • 使用していた機種を返却すること(正常に動作する機種であること)
  • 25か月目以降にソフトバンクのスマホに機種変更すること。

加入から免除までの流れ

トクするサポート+への加入から半額免除されるまでの流れを見ていきましょう。

  1. 加入手続き
    各ショップで加入の申し込みを行います。
    ソフトバンクの通信契約を行う方は、その際に申し込みを行いましょう。ソフトバンクに契約せずに機種購入のみの方も同様にショップで購入&加入の手続きを行います。
    分割48回払いでの機種購入となります。
  2. ~25か月目まで
    ソフトバンクに通信契約している方は毎月の支払いを滞りなく行いましょう。また機種変更の時点でトクするサポート+を解約・解除・終了していると適用されません。
    「1年買い替えオプション」で13か月目から機種変更することも可能。
  3. 25か月目
    ソフトバンク指定のスマホに機種変更しましょう。
    併せて使用していた機種の返却を行います。(購入日の翌月までに返却・査定を完了している必要があります。)ソフトバンクで査定を行い査定基準を満たしていれば旧端末の残債が免除されます。

1年買い替えオプション

1年で機種変更が可能に

「1年買い替えオプション」を利用すれば、25か月目まで待たずに13か月目から機種変更が可能。ただし13か月~25か月目までの残債を一括で支払う必要があります。(支払う金額は変わらないということ)

1年買い替えオプションの仕組み

1年買い替えオプションは無料で利用できます。

機種返却時の査定基準

返却した機種がソフトバンクの基準に満たないコンディションの場合、トクするサポート+の特典を受けることが出来ません。

基準を満たさない機種の状態

  • IMEIが確認できない
  • 改造などによりメーカー保証の対象外となっている
  • 電源を入れることができない
  • ボタンが機能しない
  • 初期化されていない
  • 各種ロックがかかっている(解除されていない)
  • 画面・本体ににヒビ割れがある
  • ボタン・カメラ部分に破損・欠損がある
  • 本体が変形している
  • タッチパネルが動作しない
  • 液晶画面に液漏れや焼付がある
  • 画面に線が入る
  • 画面が暗く文字が読めない

基準に満たなかった場合でも・・

返却した機種が破損などによりトクするサポート+の適用基準を満たさなかった場合は、22,000円(不課税)を支払うことで適用可能になります。

ただし製造番号(IMEI)が確認できない場合に限り、上記の支払いの有無に関係なく特典が適用されないのでご注意を。

まとめ(加入するメリット&デメリット)

いかがでしたか?

トクするサポート+に加入するメリットとデメリットをまとめましたので、加入を検討されている方は参考にしてみてください。

メリット

  • 毎月の機種代の負担が軽くなる。
  • 機種代金の最大半額分の残債が免除される。
  • 2年ごとに新しい端末への機種変更が比較的気軽にできる。
  • ソフトバンクに回線契約していない方でも利用することができる。

デメリット

  • 機種の支払い期間が長い(48回)。
  • 特典の適用には旧機種の返却が必要なため、手元に残しておきたい。という方には不向き。
  • 特典の適用には次回の機種変更時にもソフトバンクのスマホを購入する必要があるためドコモやauなど、他社の機種に変更しづらくなる。

トクするサポート+はどんな人向け?

  • 定期的(約1年~2年ごと)に新しい機種に変更していきたい方。
  • ひと月あたりのスマホ利用料(機種代金)を安くしたい方。
  • 今後もソフトバンクを利用していく予定の方。
  • ドコモ・au・MVNOなど他社の回線契約でソフトバンク機種を使いたい方。